感謝を忘れ、恩返しを忘れた時から、古い心すなわち過去をつかむ思いの心が 積み重ねられてゆくのです。 過去に積み重ねた思いは、無限に大きいものです。 思いは惰性・業力となり、五欲の心となり、煩悩の心となり、七難八苦の心と なるのです。 感謝を忘れたら、新生してくる神さまのプレゼントを受けそこなうのです。 恩返しを忘れたら、古い心・過去をつかむ思いの心を消し去ってもらえないの です。 古いものと新しいものとの交換ができないから、必要なものが手に入らないの です。 それで求める心を起こすようになるのです。 古い心・思いの心は求める心となって、思い通りにならない苦しみを、七難八 苦を味わうことになるのです。 七難八苦から解放される為には、心に蓄積したすべての思いを消し去らなけれ ばならないのです。 一瞬一瞬、新たに新たに、新生してくる天照大御神としての自分を受け直し続 けている限りは、心にいかなる思いも蓄積されないのです。 七福八楽が光となって降り注ぐだけです。
どんなに困っても他の助けを受けなければ、借りを殖やさないで済むのです。 しかし知らず知らずの内に他からの助けを受けて、借りを殖やし続けているこ とが多いのです。 どんな借りもすべて、思いとなって心に蓄積されてゆくのです。 過去に蓄積した思い(借り)は無限に大きいのです。 無限の借金と同じです。 早く返済しなければ、毎日毎日利息がプラスされて、借金はふくらんでゆくの です。 心に思いがどんどん蓄積されて、光の通らない厚い黒雲のような心になるので す。 それが七難八苦の心です。 この無限の借金を返済する為に、死にもの狂いで働き続けても、利息すら返せ ないのです。 自分一人の力ではどうにもならないのです。 どうすれば救われるのか? 借金返しの低い番組を恩返しの高い番組に変えてゆくことです。 恩返しに生きようとすれば、神さまの護りの大きい高い番組へと入ってゆける のです。 同じ働きでも、借金返しの為に働くのと、恩返しの為に働くのとで は、雲泥の差があるのです。 恩返しの為に働き続ければ、思い(借り)はどんどん消し去ってもらえるので す。
更には思いの無い、借金の無い自分になる為の一番の方法は、神さまのお手伝 いに生きることです。 この生命を神さまの御用にお使い下さいと投げ出すことです。 神さまの御用に使ってもらえたら、徳を積むことができるのです。 徳は即ち光の貯金です。 思い(借り)を大きく消し去る力があるのです。 神さまの願いを生きることです。 神さまの手足となって、粉骨砕身して働くことです。 全体を支える為の大きな働きをしてゆくことです。 3K(危険な・きつい・汚い)の仕事を喜び勇んでするようでなければ、神さ まの御用には使ってもらえないのです。 常に全体を支える為の獅子奮迅の働きをしてゆくことが、真の絶対感謝です。 その時に感謝の心が無限に無限に湧き上がって来るのです。 湧き上がってくる感謝が真の感謝です。 求める心で祈る感謝は、真の感謝では無いのです。 与え尽くす心で祈る感謝が、真の湧き上がる感謝なのです。 肉体を魂を自分とつかんでいる間は、まだ無限の思い(借り)があるのです。 謙虚にならなければ、思いは殖え続けるだけです。 自分自身が実行しただけが、自分のものになるのです。 自分のしたいことをしているのは、神さまのお手伝いでは無いのです。 本当に必要なことを、優先順位の一番のことをするのが、本当のお手伝いにな るのです。 神さまの御心を正しくとらえないと、間違いだらけです。
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